サプリメントは予防薬・治療薬ではなく「健康食品」です。
効果効能には個人差がありますので、購入される際には商品の注意書きをよく読んでください。特に持病があり医師から薬を処方されている方、高齢者、妊婦、小児の方はご注意ください。
EAAとは必須アミノ酸のことであり、「Essential Amino Acid」の略称です。タンパク質を構成するアミノ酸は全20種類あり、11種類の非必須アミノ酸(NEAA)と9種類の必須アミノ酸(EAA)でできています。体内で合成できる非必須アミノ酸(NEAA)に対し、必須アミノ酸(EAA)は体内で合成できないので、食事やサプリメントから摂取する必要があります。
期待される効果には
- 筋肉作りをサポート
- 筋肉の分解を抑制
- 筋肉を修復して疲労回復
があります。
「このサプリを摂るメリットを知りたい」「このサプリはいつ飲むべき?」という疑問の声が多いので
EAAの飲み方について、以下の3つをお知らせします。
- 特徴・効果
- 効果的に飲むタイミング
- サプリメントを飲む際の注意点
- 成分が多く含まれている食品
この記事を読めば、効果が発揮されやすいサプリメントを飲むタイミングがわかりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
EAAの特徴・効果は?
EAAは筋トレ界で注目を集めていますが、どのような特徴があるのでしょうか。
EAAの働き
EAAは必須アミノ酸であり、バリン・ロイシン・イソロイシン・フェニルアラニン・トリプトファン・ヒスチジン・リジン・トレオニン・メチオニンの9種類です。
人間の体はタンパク質で作られ、そのタンパク質は20種類のアミノ酸で構成されています。20種類のアミノ酸のうち9種類のEAAは体内で作り出せないので、食事やサプリメントから効率よく摂取することが大切です。
EAAの効果
EAAには以下の効果があるといわれています。
- 筋肉を大きくする
- 筋肉の分解を抑える
- 筋肉の疲労感を抑える
EAAのうち、ドーパミンなど神経伝達物質の合成にも使用されるアミノ酸があるので、精神を安定させストレスを緩和する効果も期待できます。
EAAを効果的に飲むタイミングはいつ?

サプリメントは健康食品なので、いつでも摂取可能です。しかしEAAの効果をより発揮させるには
運動する前に摂取するのが良いといわれています。
ですが、大切なのは続けることなので、まずはご自身の続けやすい時間から初めて、継続できてきたら効果的な時間にシフトするという方法もあります。
筋トレ・運動する前
EAAは体内に吸収されるスピードが早く、約30分で効果を発揮すると言われています。
運動する直前に飲めば、筋トレの成果が上がり筋肉が大きく作られる可能性があります。
運動している合間に
筋トレの合間にEAAを摂取すれば、効率よく筋肉の合成や分解のサポートが期待できます。
EAAは10~15gほど摂取すれば効果が出るといわれています。しかしEAAは吸収が早く、一度に大量摂取すると下痢を引き起こすおそれがあるため、少しずつ摂取するのがおすすめです。
例えば、筋トレ中は10分おきに2gずつ、計7回摂取すれば、体に負担をかけずに運動効果が上がると期待されます。
就寝前
就寝前に摂取すると、疲れた体に素早くアミノ酸を届け、体力を回復できる可能性があります。またEAAには精神を安定させるセロトニンの原料トリプトファンがあり、リラックス効果と自律神経を整える効果が期待できます。
EAAの副作用や1日の摂取量の目安は??どんな食品に多く含まれているの??
EAAの副作用には以下のものがあるとされています。
- 一気に大量を飲むと下痢
- 頭痛、動悸
また、1日摂取量の目安は10~15gと言われています。
次のような方は、サプリメントを飲む前に医師や薬剤師に確認しておくと安心です。
- 妊娠・授乳をされている方
- 薬を服用、通院されている方
EAAが多く含まれる食品は??
EAAが多く含まれる食品には以下のようなものがあります。
アミノ酸スコア | |
豚肉(ロース) | 100 |
あじ(生) | 100 |
鶏卵 | 100 |
牛乳 | 100 |
大豆 |
100 |
様々な食品を一定量、毎日・・・・と考えるとサプリメントはかなり効率よくほしい成分が摂取できますね。
まとめ
EAAのまとめはコチラ
主な効果 | 筋肉を大きくする 筋肉の分解を抑える 筋肉の疲労感を抑える |
---|---|
副作用 | 一気に大量を飲むと下痢 頭痛、動機 |
1日最大量 | 10~15g |
多く含まれる食品 | 豚肉(ロース)、あじ(生)、鶏卵、牛乳、大豆 |
効率的な飲むタイミングは運動前と運動中が良いといわれています。
睡眠、休息、そして栄養摂取に気を付けて日々健康的にお過ごしください。
サプリメントは予防薬・治療薬ではなく「健康食品」です。
効果効能には個人差がありますので、購入される際には商品の注意書きをよく読んでください。
特に持病があり医師から薬を処方されている方、高齢者、妊婦、小児の方はご注意ください。